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電子契約サービスを入れたのに社内で使われなくなる、という事態を避けるには、導入前に確認しておきたい点があります。ここでは各社の公式ページに書かれている無料枠、取引先側の手間、契約期間、導入支援を軸に、契約書の郵送と押印をやめたい総務・経営者の方向けに整理します。
要点(3行)
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込6,578円/月〜
無料枠 無料プランはユーザー3名、電子サイン無料枠は月1通
Starter 以上はユーザー数が無制限
税込9,680円/月〜
無料枠 お試しフリープランは月5件まで、1ユーザー
契約印タイプと実印タイプの両方に対応
税込12,100円/月〜
無料枠 Free Plan は月2件まで、1名まで
有料プランはユーザー数と送信件数が無制限
選び方
結論
1人で使う人
クラウドサインLight が個人事業主や少人数の企業向けのプランで、有料プランはユーザー数と送信件数に上限がありません [4]
2〜10人の会社
GMOサインライトでもユーザー数と送信数に上限がなく、承認ワークフローの設定も使えます [5]
無料で始めたい人
freeeサイン無料プランはユーザー3名まで使え、Standard プランは14日間無料で試せます [6]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 月額の固定費、送信1件ごとの費用、無料枠の上限をそろえて見ます。無料枠が実際の送信件数より小さいと、運用が続きにくくなります。表示が税抜のサービスは、この記事では税込に直して載せています [4][5][6]
- 取引先の手間と署名タイプ: 相手方がアカウント登録をしなくても署名できるか、署名の種類で相手方の準備が変わるかを見ます [1][2]
- 導入後の支援と契約期間: 導入支援やサポートの窓口、契約期間と自動更新の条件を見ます。使い始めた後に合わないと分かっても、契約期間が長いと見直しにくくなります [1][5][6]
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| クラウドサイン | あり | あり | あり | あり |
| GMOサイン | あり | あり | あり | あり |
| freeeサイン | あり | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クラウドサイン | Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月[4] | Free Plan は月2件まで、1名まで [4] | 個人事業主や少人数から全社利用まで [4] | Teams、kintoneなど [1] | 導入コンサルティング、チャットなど [1] | 有料プランはユーザー数と送信件数が無制限 [4] | 有料プランは月額に加えて送信1件ごとの費用がかかり、契約期間は当初1年間 [4] |
| GMOサイン | ライト(年間契約)税込9,680円/月、スタンダード(年間契約)税込26,400円/月[5] | お試しフリープランは月5件まで、1ユーザー [5] | ライトから企業グループ全体向けのエンタープライズまで [5] | Salesforce、kintone、boxなど [2] | 電話・メール・チャット(平日10時〜18時)[5] | 契約印タイプと実印タイプの両方に対応 [5] | 送信ごとに送信料がかかり、導入支援は有料オプション [5] |
| freeeサイン | Starter(年額一括払い)税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard(年額一括払い)税抜29,800円/月(税込32,780円)[6] | 無料プランはユーザー3名、電子サイン無料枠は月1通 [6] | 法人向け(個人事業主向けは別ページ)[3] | freee人事労務、kintone、Salesforceなど [3] | 公式ページで確認 | Starter 以上はユーザー数が無制限 [6] | 無料プランは月1通まで、契約期間は1年の自動更新 [6] |
各サービスの公式情報
クラウドサイン
Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月。送信1件ごとに税込242円
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 個人事業主や少人数の企業で、月額固定のプランから始めたい人 [4]
- 向かない人
- 無料のまま多くの契約書を送りたい人。Free Plan は月2件まで、ユーザー1名までです [4]
- 長所
- 有料プランはユーザー数と送信件数に上限がなく、導入時の課題解決や運用定着化のサポートも用意されています [1][4]
- 短所
- 有料プランは月額に加えて送信1件ごとの費用がかかります。高度な認証を使う書類では、受信者側もアカウント登録が必要です [1][4]
- 料金
- Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月。送信1件ごとに税込242円[4]
クラウドサインの料金はいくら?
Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月。送信1件ごとに税込242円[4]。
取引先側はメールアドレスの認証で使え、受信者のアカウント登録は原則不要です [1]。
契約期間は当初1年間で、その後は1年単位の自動更新です [4]。月に送る件数と更新の時期を、プランを選ぶ前に確認してください。
GMOサイン
ライト(年間契約)税込9,680円/月、ライト(単月契約)税込10,450円/月。送信1件ごとに契約印タイプで税込110円
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- ユーザー数と送信数に上限のないプランで、承認ワークフローも使いたい人 [2][5]
- 向かない人
- 無料のまま多くの件数を送りたい人。お試しフリープランは月5件まで、1ユーザーのみで、署名依頼は契約印タイプのみです [5]
- 長所
- メール認証の立会人型(契約印タイプ)に加えて、電子証明書で署名する当事者型(実印タイプ)にも対応しています [2]
- 短所
- 送信ごとに送信料がかかり、導入支援や設定代行は有料のオプションです [5]
- 料金
- ライト(年間契約)税込9,680円/月、ライト(単月契約)税込10,450円/月。送信1件ごとに契約印タイプで税込110円[5]
GMOサインの料金はいくら?
ライト(年間契約)税込9,680円/月、ライト(単月契約)税込10,450円/月。送信1件ごとに契約印タイプで税込110円[5]。
実印タイプを相手方に求める場合は、相手方もGMOサインの利用が必要です。契約印タイプなら、相手方は加入しなくても締結できます [2]。取引先に合わせて署名タイプを選ぶ運用を決めておくと、定着しやすくなります。
サポートは電話・メール・チャットで、受付は平日の10時から18時までです [5]。契約の単月契約は1カ月ごとの自動更新で、年間契約の更新条件は公式ページで最新の情報を確認してください [2]。
freeeサイン
Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- freee人事労務など、すでに使っているサービスと連携して契約書を管理したい法人 [3]
- 向かない人
- 無料プランのまま多くの契約書を送りたい人。無料プランはユーザー3名まで、電子サイン無料枠は月1通です [6]
- 長所
- Starter 以上はユーザー数が無制限で、Standard プランは14日間無料で試せます [6]
- 短所
- 表示は税抜で、年額一括払いでも月額払いでも契約期間は1年の自動更新です。電子サインの送信には従量の料金区分があります [6]
- 料金
- Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)[6]
freeeサインの料金はいくら?
Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)[6]。
法人向けのプランが中心で、個人事業主向けは別のページが用意されています [3]。サポートの範囲はプランで異なるため、公式ページで最新の情報を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
電子署名法とは?
電子署名法とは、電子署名された電子文書が、押印やサインのある文書と同じように通用できるものとされる根拠になる、「電子署名及び認証業務に関する法律」の通称です [8]
認定制度とは?
認定制度とは、認証業務のうち一定の基準を満たすものが国の認定を受けられる制度です [8]
関係する制度
くわしく読む
電子署名された電子文書は、電子署名法によって、押印された文書やサインされた文書と同等に通用可能なものとされています [8]。
認証業務のうち一定の基準を満たすものについては、国の認定を受けられる制度が設けられています [8]。また、利用者の指示を受けて事業者自身の署名鍵で暗号化などを行う電子契約サービスについて、電子署名法上の位置付けを明確にするため、法務省がQ&Aを作成しています [8]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- クラウドサインの Light を1年使う場合(送信ごとの費用は含まない): 計算式: 税込12,100円/月 × 12か月 = 税込145,200円(2026-10-27時点の料金から計算)
- GMOサインのライト(年間契約)を1年使う場合(送信料は含まない): 計算式: 税込9,680円/月 × 12か月 = 税込116,160円(2026-10-27時点の料金から計算)
- freeeサインの Starter を年額一括払いで1年使う場合(電子サインの従量分は含まない): 計算式: 税込6,578円/月 × 12か月 = 税込78,936円(2026-10-27時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は送信件数・オプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 電子契約サービスの無料プランは、導入前の確認に使えますか?
各社に無料プランがあります。クラウドサインは月2件・1名まで [4]、GMOサインは月5件・1ユーザーまで [5]、freeeサインはユーザー3名・電子サイン無料枠が月1通です [6]。実際に送る件数と照らして、本番の運用に足りるかを確認してください。
Q. 取引先もアカウント登録が必要ですか?
クラウドサインは、受信者のアカウント登録は原則不要です。ただし、高度な認証リクエスト機能を使った書類では登録が必要です [1]。GMOサインは、契約印タイプなら相手方の加入は不要で、実印タイプでは相手方も利用が必要です [2]。freeeサインは公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 契約期間や自動更新はどうなっていますか?
クラウドサインは当初1年間で、その後1年単位の自動更新です [4]。freeeサインは年額一括払いでも月額払いでも、契約期間は1年の自動更新です [6]。GMOサインの単月契約は、1カ月ごとの自動更新です [2]。
Q. 電子契約サービスを使う前に、法的な位置づけはどこで確認できますか?
法務省のページに、電子署名法の概要と認定制度、電子契約サービスに関するQ&Aへの案内があります [8]。個別のサービスが自社の契約に使えるかは、公式ページで最新の情報を確認してください。
