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契約書の郵送と押印をやめるとき、気になるのは電子署名法との関係と本人確認の方法でしょう。この記事では、クラウドサイン・GMOサイン・freeeサイン・マネーフォワード クラウド契約の4サービスを整理しました。根拠は各社の公式ページと、法務省・デジタル庁の情報だけです。優劣はつけず、読者の状況ごとに確認する点を示します。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、マネーフォワード クラウド契約。個人向けの料金区分があり、契約書の送信・保管の件数による課金や上限がない点を確認してください [4]
- 2〜10人の会社なら、クラウドサイン。Light プランが個人事業主や少人数の企業向けで、ユーザー数と送信件数が無制限です [5]
- 無料で始めたい人なら、GMOサイン。基本料金が無料で、月5件までの署名依頼を無料で出せるフリープランがあります(1ユーザー、契約印タイプのみ)[2]
ひと目で比較
クラウドサイン
Light 税込12,100円/月
無料枠 フリープラン 月2件まで・1名まで
向いている人取引先にアカウント登録を求めず、メールアドレス認証で送りたい人
- ユーザー数・送信件数が無制限
- ユーザー数・送信件数が無制限で、電子署名とタイムスタンプを備えます
- Microsoft Teams、kintone
GMOサイン
ライト 年間契約 税込9,680円/月
無料枠 フリープラン 基本料金無料・月5件・1ユーザー
向いている人立会人型と、より厳格な本人確認が必要な当事者型を使い分けたい人
- 立会人型と当事者型の両方に対応
- ライト以上はユーザー数・送信数が無制限で、電話・チャットのサポートがあります
- Salesforce、kintone、box
freeeサイン
Starter 税込6,578円/月
無料枠 無料プラン ユーザー3名・電子サイン無料枠 月1通
向いている人freeeの人事労務などと連携し、契約書の管理もまとめたい人
- 各プランに電子サイン無料枠があり、Starter は月50通
- 各プランに電子サイン無料枠があり、公式テンプレートは弁護士が作成したものです
- kintone、Salesforce、freee人事労務
マネーフォワード クラウド契約
法人向け 税込2,728円/月
向いている人紙や他社の電子契約サービスで締結した契約書も含めて、一元管理したい人
- 送信件数・保管件数による課金や上限がない
- 送信件数・保管件数による課金や上限がありません
- Salesforce
税込。公式の税抜表示は×1.1で換算(料金は 2026-10-15 時点)。順位ではありません(並びは比較表と同じ)。
選び方
結論
1人で使う人
マネーフォワード クラウド契約個人向けの料金区分があり、契約書の送信・保管の件数による課金や上限がない点を確認してください [4]
2〜10人の会社
クラウドサインLight プランが個人事業主や少人数の企業向けで、ユーザー数と送信件数が無制限です [5]
無料で始めたい人
GMOサイン基本料金が無料で、月5件までの署名依頼を無料で出せるフリープランがあります(1ユーザー、契約印タイプのみ)[2]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: クラウドサインとGMOサインは、月額の固定費に送信ごとの費用が加わる形です [5][6]。マネーフォワード クラウド契約は送信料・保管料がかからず、利用者数に応じた基本料金になります [8]。freeeサインは各プランに月ごとの電子サイン無料枠があります [7]。freeeサインとマネーフォワード クラウド契約の表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [7][4]。
- 署名の方式と本人確認: GMOサインは、メール認証で本人性を担保する立会人型と、電子証明書で署名する当事者型の両方を案内しています [2]。クラウドサインは高度な認証による署名やマイナンバーカード署名を用意しています [5]。法的な位置づけは法務省のページで確認できます [9]。
- 管理機能・連携・サポート: 承認や権限設定、外部サービスとの連携、電話などのサポート範囲は、プランごとに差があります [5][6][7]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| クラウドサイン | あり | あり | あり | あり |
| GMOサイン | あり | あり | あり | あり |
| freeeサイン | あり | あり | あり | 要確認 |
| マネーフォワード クラウド契約 | あり | 要確認 | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クラウドサイン | Light 税込12,100円/月/Corporate 税込30,800円/月[5] | フリープラン 月2件まで・1名まで [5] | Light は個人事業主・少人数向け、Corporate は一般企業向け [5] | Microsoft Teams、kintone [1] | 導入サポート(チャット・セミナー等)[1] | ユーザー数・送信件数が無制限 [5] | 有料は月額固定費に加えて送信ごとの費用がかかり、契約は当初1年の自動更新 [5] |
| GMOサイン | ライト 年間契約 税込9,680円/月/スタンダード 年間契約 税込26,400円/月[6] | フリープラン 基本料金無料・月5件・1ユーザー [2] | ビジネス以上は規模に応じて個別案内 [6] | Salesforce、kintone、box [2] | 電話・チャット(平日10時〜18時)[2] | 立会人型と当事者型の両方に対応 [2] | 有料プランは送信ごとに送信料(契約印タイプ 税込110円/件)[6] |
| freeeサイン | Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)/Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)[7] | 無料プラン ユーザー3名・電子サイン無料枠 月1通 [7] | 法人向けと個人事業主向けのページがある [3] | kintone、Salesforce、freee人事労務 [3] | 電話・メール・チャットの項目あり。プラン別は公式ページで確認 [7] | 各プランに電子サイン無料枠があり、Starter は月50通 [7] | 無料プランは月1通まで。年額払い・月払いとも契約期間は1年の自動更新 [7] |
| マネーフォワード クラウド契約 | 法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)/個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)[4] | 「無料で使ってみる」の案内あり。条件は公式ページで確認 [4] | 法人向け・個人向けの料金区分がある [4] | Salesforce [4] | 利用者向けサポートサイトあり。電話等の範囲は公式ページで確認 [8] | 送信件数・保管件数による課金や上限がない [8] | フル機能プランは価格非公開で、2026年12月と2027年6月に料金体系の一部改定を予定 [4] |
各サービスの公式情報
クラウドサイン
Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 取引先にアカウント登録を求めず、メールアドレス認証で送りたい人 [1]
- 向かない人
- 送信件数に応じた費用を避けたい人。有料プランは月額固定費に加えて送信ごとの費用がかかります [5]
- 長所
- ユーザー数・送信件数が無制限で、電子署名とタイムスタンプを備えます [5]
- 短所
- Light の機能一覧には電話サポートの項目がなく、契約期間は当初1年の自動更新です [1][5]
- 料金
- Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月[5]
クラウドサインの料金はいくら?
Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月[5]。
通常の送信では、受信者のアカウント登録は不要です。高度な認証リクエスト機能を使う場合は、受信者にもアカウント登録が必要です [1]。マイナンバーカード署名は、1件あたり税込220円の送信費用が別途かかります [5]。
送信ごとの費用は税込242円です [5]。書類インポートは10,000書類まで無料で、超えた分は10,000書類ごとに月額税込11,000円がかかります [5]。Business と Enterprise の料金は問い合わせになります [5]。
GMOサイン
ライト 年間契約 税込9,680円/月、単月契約 税込10,450円/月
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 立会人型と、より厳格な本人確認が必要な当事者型を使い分けたい人 [2]
- 向かない人
- 送信件数が多く、送信ごとの送信料を抑えたい人 [6]
- 長所
- ライト以上はユーザー数・送信数が無制限で、電話・チャットのサポートがあります [2][6]
- 短所
- フリープランは1ユーザーのみ、署名依頼は契約印タイプのみです。当事者型を相手に求める場合は、相手方もGMOサインの利用が必要です [2]
- 料金
- ライト 年間契約 税込9,680円/月、単月契約 税込10,450円/月[6]
GMOサインの料金はいくら?
ライト 年間契約 税込9,680円/月、単月契約 税込10,450円/月[6]。
送信料は、契約印タイプが税込110円/件、実印タイプが税込330円/件です[6]。電子証明書は1枚目が無料で、2枚目以降は税込8,800円/枚/年です[6]。証明書は認証局のGlobalSignが、電話での確認または印鑑証明書等で本人確認をして発行します [2]。
本人確認を強めるオプションもあります。SMS送信機能は初期費用が税込110,000円、月額が税込16,500円です[6]。運転免許証の様式チェックは初期費用が無料で、月額は税込11,000円です[6]。
freeeサイン
Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- freeeの人事労務などと連携し、契約書の管理もまとめたい人 [3]
- 向かない人
- 無料プランで多くの契約を送りたい人。電子サイン無料枠は月1通です [7]
- 長所
- 各プランに電子サイン無料枠があり、公式テンプレートは弁護士が作成したものです [7]
- 短所
- 表示は税抜で、契約期間は年額払い・月払いとも1年の自動更新です [7]
- 料金
- Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)[7]
freeeサインの料金はいくら?
Starter 税抜5,980円/月(税込6,578円)、Standard 税抜29,800円/月(税込32,780円)[7]。
上の料金は年額一括払いの月額換算です。月払いでは Starter が税抜7,180円/月(税込7,898円)です [7]。Standard は14日間無料で試せます [7]。
送信の従量課金は、電子サイン送信が税抜100円/通(税込110円)、電子署名送信が税抜200円/通(税込220円)です [7]。機能表には本人確認書類必須化の項目があります。プラン別の可否は公式ページで最新の情報を確認してください [7]。
マネーフォワード クラウド契約
法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)、個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 紙や他社の電子契約サービスで締結した契約書も含めて、一元管理したい人 [4]
- 向かない人
- フル機能プランの料金を、公開価格で比べたい人。価格はお問い合わせです [4]
- 長所
- 送信件数・保管件数による課金や上限がありません [8]
- 短所
- 2026年12月と2027年6月に、料金体系の一部改定が予定されています [4]
- 料金
- 法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)、個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)[4]
マネーフォワード クラウド契約の料金はいくら?
法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)、個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)[4]。
基本料金はサービスの利用者数に応じて決まります [8]。「ひとり法人プラン」「スモールビジネスプラン」「ビジネスプラン」で使えるのは、契約書の送信・締結のみです。社内申請ワークフローなどを使うには、担当者への問い合わせが必要です [8]。署名方式や本人確認の詳細は、公式ページで最新の情報を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
電子署名法とは?
電子署名法とは、正式名称を電子署名及び認証業務に関する法律といい、電子署名された電子文書を押印やサイン入りの文書と同等に通用可能なものとする法律です [9]
特定認証業務の認定とは?
特定認証業務の認定とは、認証業務のうち一定の基準を満たすものが国の認定を受けられる制度です [9]
関係する制度
くわしく読む
電子署名された電子文書は、電子署名法によって、押印された文書やサインされた文書と同等に通用可能なものとされています [9]。認証業務のうち一定の基準を満たすものは、国の認定を受けられます [9]。
法務省は、事業者が利用者の指示を受けて自身の署名鍵で暗号化等を行う電子契約サービスについて、電子署名法上の位置付けを明確にするためのQ&A(第2条関係・第3条関係)を作成しています [9]。同じページには、産業競争力強化法第7条第2項に基づく回答の一覧もあります。GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(令和3年10月21日)と株式会社マネーフォワード(令和7年12月23日)の名前が載っています [9]。ただし、このページだけでは、載っている事業者と本記事の各サービスとの対応は読み取れません。各社の回答内容は、法務省のページで確認してください [9]。
本人確認の手段としては、マイナンバーカードがあります。対面でもオンラインでも本人確認ができるカードで、スマートフォンに追加して利用することもできます [10]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- クラウドサイン Light を1年使い、送信が年100件の場合: 計算式: 税込12,100円/月 × 12か月 + 税込242円/件 × 100件 = 税込169,400円(2026-10-15時点の料金から計算)
- GMOサイン ライト(年間契約)を1年使い、契約印タイプの送信が年100件の場合: 計算式: 税込9,680円/月 × 12か月 + 税込110円/件 × 100件 = 税込127,160円(2026-10-15時点の料金から計算)
- freeeサイン Starter(年額一括払い)を1年使う場合(固定費のみ): 計算式: 税込6,578円/月 × 12か月 = 税込78,936円(2026-10-15時点の料金から計算)
- マネーフォワード クラウド契約 法人向けの表示額を1年使う場合(固定費のみ): 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-15時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 電子署名された電子文書は、紙の契約書と同じように扱えますか?
電子署名法によって、電子署名された電子文書は、押印された文書やサインされた文書と同等に通用可能なものとされています [9]。個別の契約で問題が出ないかは、公式ページや専門家に確認してください。
Q. 立会人型と当事者型は何が違いますか?
GMOサインは、メール認証で本人性を担保する立会人型と、電子認証局が本人確認して発行した電子証明書で署名する当事者型を案内しています [2]。クラウドサインは、事業者署名型(立会人型)の電子契約サービスです [1]。
Q. 取引先もアカウントを作る必要がありますか?
クラウドサインでは、通常の送信なら受信者のアカウント登録は不要です。ただし高度な認証リクエスト機能を使う場合は必要です [1]。GMOサインでは、立会人型なら相手方の加入は不要です。当事者型を求める場合は、相手方もGMOサインの利用が必要です [2]。
Q. 本人確認を強めたいときはどうしますか?
GMOサインには、SMS送信機能やアクセスコードのSMS送信、運転免許証の様式チェックがオプションとしてあります [6]。クラウドサインには、高度な認証による署名とマイナンバーカード署名があります [5]。freeeサインの機能表には、本人確認書類必須化の項目があります [7]。提供範囲はプランで異なるため、公式ページで最新の情報を確認してください。