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契約書の承認を紙の回覧からオンラインに移したいとき、電子契約サービスのどこに承認の仕組みがあるかが分かれ目になります。この記事では、クラウドサイン、GMOサイン、マネーフォワード クラウド契約の3サービスを、承認ワークフローの置き場所と料金の形で整理しました。情報は2026-10-20に各社の公式ページで確認した内容です。

要点(3行)

  • 少人数で承認フローから始めたい人なら、GMOサイン。承認ワークフロー設定が、最初の有料プランであるライトの機能に入っています [2]
  • 契約の作成から申請・管理まで一本化したい人なら、マネーフォワード クラウド契約。社内申請ワークフローの設定が、フル機能のプランに入っています [3]
  • 無料で始めたい人なら、クラウドサイン。フリープランは月2件まで、ユーザー1名までで、電子署名とタイムスタンプが付きます [4]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-20 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

クラウドサイン

料金は公式ページで確認

無料枠 月2件まで・ユーザー1名まで

有料プランはユーザー数と送信件数が無制限で、取引先は登録なしで書類を確認・同意できる

クラウドサインの料金を公式で見る

GMOサイン

料金は公式ページで確認

無料枠 基本料金は無料、月5件まで・1ユーザー・契約印タイプのみ

ライトから承認ワークフロー設定が使える

GMOサインの料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?少人数で承認フローから始めたい人GMOサイン契約の作成から申請・管理まで一本化したい人マネーフォワード クラウド契約無料で始めたい人クラウドサイン
記事の結論と同じ内容です

結論

少人数で承認フローから始めたい人

GMOサイン承認ワークフロー設定が、最初の有料プランであるライトの機能に入っています [2]

GMOサインの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

  1. 料金の形: クラウドサインとGMOサインは、月額の固定費に送信ごとの費用が加わります [4][5]。マネーフォワード クラウド契約は利用者数に応じた基本料金で、送信料と保管料は無料です [6]。
  2. 承認の機能がどのプランにあるか: 同じサービスでも、承認の機能が入るプランは分かれています。ワークフローを使いたいプランの料金で比べることが大切です [3][5]。
  3. 取引先・連携・サポート: 取引先が登録なしで使えるか、いま使っているツールとつながるか、問い合わせ窓口があるかを見ます [1][2]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
クラウドサインありありあり要確認
GMOサインありありありあり
マネーフォワード クラウド契約要確認要確認要確認要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [4][1][5][2][3]・料金は 2026-10-20 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点

比較表(料金は 2026-10-20 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
クラウドサイン Light 月額 税込12,100円、Corporate 月額 税込30,800円。送信ごとに別途 税込242円[4] 月2件まで・ユーザー1名まで [4] Lightは個人事業主や少人数の企業向け、Corporateは一般企業向け [4] Microsoft Teams、kintone [1] 導入サポート(チャットなど)[1]。電話サポートの対象プランは公式ページで確認 有料プランはユーザー数と送信件数が無制限で、取引先は登録なしで書類を確認・同意できる [1][4] 有料は月額固定費のほかに送信ごとの費用がかかる。承認権限設定はBusiness・Enterpriseの内容に載り、料金は問い合わせ [1][4]
GMOサイン ライト(年間契約)月額 税込9,680円、スタンダード(年間契約)月額 税込26,400円。送信料は契約印タイプ1件 税込110円[5] 基本料金は無料、月5件まで・1ユーザー・契約印タイプのみ [2] ライトは基本機能のシンプルなプラン、エンタープライズは企業グループ向け [2] Salesforce、kintone、box [2] 電話・メール・チャット(平日10:00〜18:00)[5] ライトから承認ワークフロー設定が使える [2] 無料プランにワークフローは入らず、上長承認を必須にするワークフロー固定はビジネス以上 [5]
マネーフォワード クラウド契約 電子契約のみのプラン(法人向け)月額 税抜2,480円(税込2,728円)から。フル機能は公式ページで確認 [3] 公式ページで確認 法人向けと個人向けの料金が分かれている [3] 公式ページで確認 公式ページで確認 フル機能に社内申請ワークフローの設定が入り、送信料・保管料は無料 [3][6] 電子契約のみのプランは社内申請機能を使わない前提で、フル機能は問い合わせ価格。2026年12月と2027年6月に料金体系の一部改定を予定 [3]

各サービスの公式情報

クラウドサイン

Light 月額 税込12,100円、Corporate 月額 税込30,800円、送信ごとに 税込242円

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点

向いている人
個人事業主や少人数ならLight、一般企業ならCorporateを検討したい人 [4]
向かない人
承認権限設定をLightやCorporateで使いたい人。承認権限設定はBusinessとEnterpriseのプラン内容に載っています [1]
長所
有料プランはユーザー数と送信件数が無制限で、取引先はメールアドレスで認証して使えます [1][4]
短所
有料プランは月額固定費に加えて送信ごとの費用がかかり、契約期間は当初1年間、その後1年単位の自動更新です [4]
料金
Light 月額 税込12,100円、Corporate 月額 税込30,800円、送信ごとに 税込242円[4]

クラウドサインの料金はいくら?

Light 月額 税込12,100円、Corporate 月額 税込30,800円、送信ごとに 税込242円[4]。

承認権限設定は、内部統制・セキュリティの項目として、BusinessとEnterpriseのプラン内容に載っています [1]。LightとCorporateのプラン内容の一覧には載っていません [1]。

稟議の流れを電子化したい場合は、見積もりの段階で承認の機能の範囲を確認してください。BusinessとEnterpriseの料金は問い合わせで、ボリュームディスカウントがあります [4]。

クラウドサインの料金を公式で見る

GMOサイン

ライト(年間契約)月額 税込9,680円、スタンダード(年間契約)月額 税込26,400円、送信料は契約印タイプ1件 税込110円

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点

向いている人
ライトから承認ワークフロー設定を使いたい少人数の会社 [2]
向かない人
無料プランだけで承認の流れを試したい人。無料プランにワークフローは入っていません [5]
長所
ライトでも、ユーザー数と送信数が無制限で、承認ワークフロー設定を使えます [2]
短所
送信ごとに送信料がかかり、契約印タイプと実印タイプで金額が違います。ワークフロー固定はビジネス以上です [2][5]
料金
ライト(年間契約)月額 税込9,680円、スタンダード(年間契約)月額 税込26,400円、送信料は契約印タイプ1件 税込110円[5]

GMOサインの料金はいくら?

ライト(年間契約)月額 税込9,680円、スタンダード(年間契約)月額 税込26,400円、送信料は契約印タイプ1件 税込110円[5]。

上長の承認フローを必須にするワークフロー固定機能は、ビジネス以上のプランで使えます [2][5]。社内ルールとして承認を飛ばせない形にしたい会社は、この境目を見てください。

スマホアプリでは、締結の承認依頼がプッシュ通知で届きます [2]。サポートは電話・メール・チャットで、平日10:00〜18:00の対応です [5]。導入支援と設定代行はオプションです [5]。

GMOサインの料金を公式で見る

マネーフォワード クラウド契約

電子契約のみのプラン(法人向け)月額 税抜2,480円(税込2,728円)から。フル機能は公式ページで確認

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点

向いている人
契約書の作成、申請、締結、保管を一つのサービスで管理したい人 [3]
向かない人
公開されている料金だけで比べたい人。フル機能の料金は問い合わせ価格です [3]
長所
社内申請ワークフローの設定が入り、送信件数や保管件数による課金や上限がありません [3][6]
短所
電子契約のみのプランは、契約書の送信・締結が中心です。ワークフローを使うには担当者への問い合わせが要ります [6]
料金
電子契約のみのプラン(法人向け)月額 税抜2,480円(税込2,728円)から。フル機能は公式ページで確認 [3]

マネーフォワード クラウド契約の料金はいくら?

電子契約のみのプラン(法人向け)月額 税抜2,480円(税込2,728円)から。フル機能は公式ページで確認 [3]。

基本料金は利用者数に応じて決まり、サービス導入に伴う初期費用が初月に発生します [6]。契約書の一元管理には、紙や他社の電子契約サービスで締結した契約書も含められます [3]。

契約期間のアラート通知や、締結済み契約書の検索・ダウンロードも使えます [3]。2026年12月と2027年6月に料金体系の一部改定を予定しているため、最新の内容は公式ページで確認してください [3]。

マネーフォワード クラウド契約の料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

電子署名法とは?

電子署名法とは、正式名称を「電子署名及び認証業務に関する法律」といい、電子署名された電子文書を押印やサインのある文書と同等に通用可能なものとする法律です [8]

認定制度とは?

認定制度とは、認証業務のうち一定の基準を満たすものが国の認定を受けることができる制度です [8]

関係する制度

くわしく読む

電子署名された電子文書は、電子署名法によって、押印された文書やサインされた文書と同等に通用可能なものとされています [8]。認証業務のうち一定の基準を満たすものは、国の認定を受けることができます [8]。

サービス提供事業者が利用者の指示を受けて、自身の署名鍵で暗号化等を行う電子契約サービスについては、法務省がQ&Aを公開しています。電子署名法の第2条関係と第3条関係の2種類です [8]。

法務省の同じページには、産業競争力強化法第7条第2項に基づく回答の一覧があります。令和3年2月5日の弁護士ドットコム株式会社、令和3年10月21日のGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社、令和7年12月23日の株式会社マネーフォワードも載っています [8]。この一覧は、この記事では優劣の根拠にしていません。

デジタル庁のトップページには、電子契約サービスの選び方に関する記載がありません。この記事の制度面は法務省の情報に絞っています [7]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

クラウドサインのLightを1年使う場合(基本料金のみ)税込145,200円クラウドサインで毎月10件送る場合の送信費用(1年)税込29,040円GMOサインのライト(年間契約)を1年使う場合(基本料金のみ)税込116,160円GMOサインで契約印タイプを毎月10件送る場合の送信料(1年)税込13,200円
出典 [4][5]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-20 時点
計算式と前提を見る
  • クラウドサインのLightを1年使う場合(基本料金のみ): 計算式: 税込12,100円/月 × 12か月 = 税込145,200円(2026-10-20時点の料金から計算)
  • クラウドサインで毎月10件送る場合の送信費用(1年): 計算式: 税込242円/件 × 10件 × 12か月 = 税込29,040円(2026-10-20時点の料金から計算)
  • GMOサインのライト(年間契約)を1年使う場合(基本料金のみ): 計算式: 税込9,680円/月 × 12か月 = 税込116,160円(2026-10-20時点の料金から計算)
  • GMOサインで契約印タイプを毎月10件送る場合の送信料(1年): 計算式: 税込110円/件 × 10件 × 12か月 = 税込13,200円(2026-10-20時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は、オプション・契約形態・送信件数で変わることがあります。マネーフォワード クラウド契約のフル機能は料金が公開されていないため、計算例に使っていません。

よくある質問

Q. 承認ワークフローは、どのプランから使えますか?

GMOサインは、ライトの機能に承認ワークフロー設定が入っています [2]。ワークフロー固定はビジネス以上です [5]。マネーフォワード クラウド契約は、社内申請ワークフローの設定がフル機能に入っています [3]。クラウドサインは、承認権限設定がBusinessとEnterpriseの内容に載っています [1]。

Q. 無料プランでも承認の流れは使えますか?

GMOサインの無料プランには、ワークフローが入っていません [5]。クラウドサインのフリープランは、最低限の契約締結に特化したプランです [1]。マネーフォワード クラウド契約の無料枠は、公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. 取引先もアカウント登録が必要ですか?

クラウドサインは、受信者のアカウント登録なしで書類の確認と同意ができます。ただし、高度な認証リクエスト機能を使う場合は登録が必要です [1]。GMOサインは、立会人型(契約印タイプ)なら相手方の加入は要りません。当事者型(実印タイプ)では相手方の利用が必要です [2]。

Q. 月額のほかに、送信ごとの費用はかかりますか?

クラウドサインの有料プランとGMOサインの有料プランは、月額に加えて送信ごとの費用がかかります [4][5]。マネーフォワード クラウド契約は、送信件数による課金や制限がなく、利用者数に応じて料金が決まります [6]。

Q. 電子署名をした契約書は、押印した書類と同じように通用しますか?

電子署名された電子文書は、電子署名法によって、押印された文書やサインされた文書と同等に通用可能なものとされています [8]。個別の契約への当てはめは、公式ページや専門家に最新の情報を確認してください。