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電子契約で郵送と押印をやめるときは、「相手が本人か」と「あとから書き換えられていないか」の2点を先に押さえておくと安心です。この記事では、4つの電子契約サービスを、認証(二要素認証・SMS・電子証明書など)と改ざん防止(電子署名・タイムスタンプ・ログ)の面から、公式情報をもとに整理します。読者の状況ごとに「こういう場合はこれを確認」という形でまとめています。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、GMOサイン。フリープランは1ユーザー・月5件までの署名依頼が可能で、仕様比較表では二要素認証が全プランの機能欄に入っています [6]
  • 2〜10人の会社なら、クラウドサイン。有料プランはユーザー数が無制限で、プランの内容欄に二要素認証と電子署名+タイムスタンプが載っています [1]
  • 無料で始めたい人なら、クラウドサイン。フリープランは月2件・1名までで、電子署名とタイムスタンプが使えます [5]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-18 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

GMOサイン

税込9,680円/月〜

無料枠 お試しフリープラン(月5件・1ユーザー)

二要素認証は全プラン、ISMAP登録、SOC2 Type2報告書

GMOサインの料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人GMOサイン2〜10人の会社クラウドサイン無料で始めたい人クラウドサイン
記事の結論と同じ内容です

結論

1人で使う人

GMOサインフリープランは1ユーザー・月5件までの署名依頼が可能で、仕様比較表では二要素認証が全プランの機能欄に入っています [6]

GMOサインの料金を公式で見る

2〜10人の会社

クラウドサイン有料プランはユーザー数が無制限で、プランの内容欄に二要素認証と電子署名+タイムスタンプが載っています [1]

クラウドサインの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

  1. 料金の形: 月額に加えて送信1件ごとの費用がかかるか、件数による課金がないかを見ます。クラウドサインは送信1件ごとに税込242円[5]、GMOサインは契約印タイプで送信1件ごとに税込110円です [6]。マネーフォワードとfreeeの表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [3][4]。
  2. 認証(本人確認)の強さ: 受け取る相手の本人確認が、メールアドレスの認証だけか、二要素認証やアクセスコード、SMS、電子証明書まで使えるかを見ます。クラウドサインはメールアドレスで認証します [1]。GMOサインはメール認証の立会人型と、電子証明書を使う当事者型を選べます [2]。
  3. 改ざん防止と記録: 電子署名とタイムスタンプの有無、操作ログや監査ログ、通信の暗号化、第三者の認証・保証報告書を見ます [1][6]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)クラウドサイン Light税込12,100円/月クラウドサイン Corporate税込30,800円/月GMOサイン ライト(年間契約)税込9,680円/月GMOサイン スタンダード(年間契約)税込26,400円/月マネーフォワード クラウド契約 法人向け(電子契約をはじめたい方向けプラン)税込2,728円/月freeeサイン Starter 月払い税込7,898円/月
出典 [5][6][3][4]・料金は 2026-10-18 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
クラウドサインありありありあり
GMOサインありありありあり
マネーフォワード クラウド契約あり要確認あり要確認
freeeサインありありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [5][1][6][2][3][4]・料金は 2026-10-18 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-18 時点

比較表(料金は 2026-10-18 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
クラウドサイン Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月、送信ごと 税込242円[5] フリープラン(月2件・1名)[5] 個人事業主・少人数の企業から一般企業 [5] Microsoft Teams、kintone [1] チャット、ヘルプセンター [1] 二要素認証、電子署名+タイムスタンプ、ISO/IEC27001:2013 [1] 契約期間は当初1年間、送信ごとの費用あり [5]
GMOサイン ライト(年間契約)税込9,680円/月、スタンダード(年間契約)税込26,400円/月、契約印の送信 税込110円/件 [6] お試しフリープラン(月5件・1ユーザー)[6] 公式ページで確認 Salesforce、kintone、box [2] 電話・メール・チャット(平日10:00〜18:00)[6] 二要素認証は全プラン、ISMAP登録、SOC2 Type2報告書 [2][6] IPアドレス制限・SSOはビジネス以上、送信料が別途かかる [6]
マネーフォワード クラウド契約 法人向け(電子契約をはじめたい方向けプラン)税抜2,480円/月〜(税込2,728円)[3] 公式ページで確認 公式ページで確認 Salesforce、会計・請求書など12サービス [3] 公式ページで確認 通信の暗号化、IPアドレス制御、SSO、遠隔地を含むバックアップ [3] フル機能は料金がお問い合わせ、料金体系を2026年12月と2027年6月に一部改定予定 [3]
freeeサイン Starter 月払い 税抜7,180円/月(税込7,898円)/Standard 月払い 税抜35,760円/月(税込39,336円)[4] 電子サイン無料枠 Starter 月50通・Standard 月100通 [4] 業種や規模を問わない [4] kintone、Salesforce、freee人事労務 [4] 公式ページで確認 ユーザー数無制限 [4] 月払いでも契約期間は1年間、料金表示はすべて税抜 [4]

各サービスの公式情報

クラウドサイン

Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月、送信ごとに税込242円

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-18 時点

向いている人
個人事業主や少人数の会社で、二要素認証と電子署名+タイムスタンプを備えたサービスを探している人 [1][5]
向かない人
送信件数が多く、1件ごとの費用を抑えたい人。LightとCorporateは月額に加えて1件ごとに税込242円かかります [5]
長所
ISO/IEC27001:2013とISO/IEC27017:2015を取得し、SOC2 Type1保証報告書を受領しています。データは国内2か所のデータセンターで保管します [1]
短所
契約期間は当初1年間で、その後は1年単位の自動更新です [5]。高度な認証リクエスト機能を使う書類では、受信者もアカウント登録が必要です [1]
料金
Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月、送信ごとに税込242円[5]

クラウドサインの料金はいくら?

Light 税込12,100円/月、Corporate 税込30,800円/月、送信ごとに税込242円[5]。

通常の送信では、受信者はアカウントを作らずに書類の確認と同意ができ、本人確認はメールアドレスで行います [1]。取引先に負担をかけにくい反面、相手の認証を強めたいときは、高度な認証リクエストを使う設計になります [1]。

上位のBusinessプランの機能欄には、シングルサインオン、IdP連携、IPアドレス制限、承認権限設定などが載っています。ただし提案内容によって使える機能が変わるため、詳細は公式ページで確認してください [1]。マイナンバーカード署名は、1件ごとに税込220円の送信費用が別にかかります [5]。

クラウドサインの料金を公式で見る

GMOサイン

ライト(年間契約)税込9,680円/月、スタンダード(年間契約)税込26,400円/月、契約印の送信は税込110円/件、実印の送信は税込330円/件

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-18 時点

向いている人
メール認証の契約印(立会人型)と、電子証明書を使う実印(当事者型)を使い分けたい人 [2]
向かない人
当事者型で相手にも署名してもらう場合、相手方もGMOサインの利用が必要になります [2]
長所
ISMAPのクラウドサービスリストに登録され、SOC2 Type2保証報告書を受領しています。ISO/IEC 27001:2022とISO/IEC 27017:2015も取得しています [2]
短所
IPアドレス制限、SSO、メールワンタイムパスワードは、仕様比較表ではビジネス以上の機能欄にあります [6]
料金
ライト(年間契約)税込9,680円/月、スタンダード(年間契約)税込26,400円/月、契約印の送信は税込110円/件、実印の送信は税込330円/件 [6]

GMOサインの料金はいくら?

ライト(年間契約)税込9,680円/月、スタンダード(年間契約)税込26,400円/月、契約印の送信は税込110円/件、実印の送信は税込330円/件 [6]。

署名の有効性は、PDFの印影部分から証明書の情報を開いて確かめられます。認証局のGlobalSignが発行するAATL証明書で、法人名や署名者の氏名などを証明書上で見られます [2]。証明書の発行時は、認証局が電話または印鑑証明書などで本人確認をします [2]。

相手の本人確認を強めたい場合は、本人確認強化オプションがあり、スタンダード以上の列にオプションとして載っています [6]。アクセスコードのSMS送信は初期費用が無料で、月額は税込16,500円です [6]。運転免許証の様式チェックは初期費用が無料で、月額は税込11,000円です [6]。

GMOサインの料金を公式で見る

マネーフォワード クラウド契約

法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)、個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-18 時点

向いている人
契約書の作成、締結、管理を1つにまとめ、アクセス権限やバックアップを重視する人 [3]
向かない人
社内申請ワークフローを含むフル機能の料金を、先に公開価格で比べたい人。フル機能はお問い合わせ価格です [3]
長所
通信の暗号化、ファイアウォール、サーバーの自動監視、IPアドレス制御、機能ごとのユーザー権限、シングルサインオンの設定に対応します [3]
短所
二要素認証の有無は、確認できた公式ページの本文に載っていません。公式ページで最新の情報を確認してください [3]
料金
法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)、個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)[3]

マネーフォワード クラウド契約の料金はいくら?

法人向け 税抜2,480円/月〜(税込2,728円)、個人向け 税抜900円/月〜(税込990円)[3]。

契約書の送信件数や保管件数による課金、上限設定はありません [3]。件数が増えても金額が変わらない点は、費用の見通しを立てやすくします。

保管の面では、遠隔地を含むバックアップを行い、CSVエクスポートで自社でもバックアップできます。システム監査向けに監査情報も取得できます [3]。IPアドレス制限は、フル機能プランのオプション機能の欄に載っています [3]。料金体系は、2026年12月と2027年6月に一部改定する予定です [3]。

マネーフォワード クラウド契約の料金を公式で見る

freeeサイン

Starter 月払い 税抜7,180円/月(税込7,898円)、Standard 月払い 税抜35,760円/月(税込39,336円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-18 時点

向いている人
freee人事労務の雇用契約や、業務委託管理など、freeeの他サービスと契約書の管理をつなげたい人 [4]
向かない人
月払いでも契約期間が1年間なので、数か月だけ試したい人 [4]
長所
ユーザー数が無制限で、電子サイン無料枠がStarterで月50通、Standardで月100通あります [4]
短所
二要素認証やタイムスタンプの有無は、確認できた公式ページの本文に載っていません。料金の表示はすべて税抜です [4]
料金
Starter 月払い 税抜7,180円/月(税込7,898円)、Standard 月払い 税抜35,760円/月(税込39,336円)[4]

freeeサインの料金はいくら?

Starter 月払い 税抜7,180円/月(税込7,898円)、Standard 月払い 税抜35,760円/月(税込39,336円)[4]。

公式ページは、電子契約の利点として、暗号化技術とログ管理機能による高度なセキュリティの確保を挙げています [4]。個別の認証方式や署名の仕様は、本文からは読み取れません。公式ページで最新の情報を確認してください。

契約書のリスクをAIが支援する「契約チェック」は関連サービスとして別に用意されています [4]。認証と改ざん防止を比べるなら、機能一覧と資料で、署名の方式とログの範囲を確かめると判断しやすくなります。

freeeサインの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

電子署名法とは?

電子署名法とは、「電子署名及び認証業務に関する法律」の通称で、電子署名された電子文書を押印やサインのある文書と同等に通用可能なものとする法律です [8]

特定認証業務の認定とは?

特定認証業務の認定とは、認証業務のうち一定の基準を満たすものが国の認定を受けられる制度です [8]

ISMAP-LIU登録促進のための特別措置とは?

ISMAP-LIU登録促進のための特別措置とは、政府機関等で安全なSaaSの利用を広げるためにデジタル庁が設けた措置です [7]

関係する制度

くわしく読む

電子署名された電子文書は、電子署名法により、押印された文書やサインされた文書と同等に通用可能とされています [8]。認証業務のうち一定の基準を満たすものは、国の認定を受けられる制度もあります [8]。

事業者が利用者の指示を受け、事業者自身の署名鍵で暗号化等を行う電子契約サービスについては、法務省が電子署名法上の位置付けを明確にするQ&Aを作成しています。第2条関係と第3条関係の2種類があります [8]。同じページには、産業競争力強化法第7条第2項に基づく事業者ごとの回答日と、照会書・回答書のPDFが並びます。回答の中身はPDFにあるため、必要な方は原文で確認してください [8]。

セキュリティの面では、デジタル庁が政府機関等での安全なSaaSの利用拡大のため、ISMAP-LIU登録促進の特別措置を設けています [7]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

クラウドサイン Light を1年使い、月5件を送信する場合税込159,720円GMOサイン ライト(年間契約)を1年使い、契約印タイプで月5件を送信する場合税込122,760円マネーフォワード クラウド契約の法人向けプランを1年使う場合税込32,736円freeeサイン Starter を月払いで1年使う場合税込94,776円
出典 [5][6][3][4]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-18 時点
計算式と前提を見る
  • クラウドサイン Light を1年使い、月5件を送信する場合: 計算式: 税込12,100円/月 × 12か月 + 税込242円/件 × 60件 = 税込159,720円(2026-10-18時点の料金から計算)
  • GMOサイン ライト(年間契約)を1年使い、契約印タイプで月5件を送信する場合: 計算式: 税込9,680円/月 × 12か月 + 税込110円/件 × 60件 = 税込122,760円(2026-10-18時点の料金から計算)
  • マネーフォワード クラウド契約の法人向けプランを1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-18時点の料金から計算)
  • freeeサイン Starter を月払いで1年使う場合: 計算式: 税込7,898円/月 × 12か月 = 税込94,776円(2026-10-18時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。マネーフォワードは料金体系の一部改定が予定されています [3]。

よくある質問

Q. 電子契約の改ざん防止は、どんな仕組みで行われますか?

クラウドサインは、電子署名とタイムスタンプを機能に挙げています [1]。GMOサインの仕様比較表には、長期署名・認定タイムスタンプとAdobe認定証明書(AATL証明書)の項目があります [6]。マネーフォワードも電子契約の説明で、電子署名やタイムスタンプなどにより契約締結の証拠性と文書の信頼性を確保するとしています [3]。サービスごとの具体的な仕様は、公式ページで確認してください。

Q. 二要素認証が使えるのはどのサービスですか?

クラウドサインはプランの内容欄に、二要素認証を載せています [1]。GMOサインは、仕様比較表で全プランの機能欄に入っています [6]。マネーフォワードとfreeeは、確認できた公式ページの本文に記載がありません。公式ページで最新の情報を確認してください [3][4]。

Q. 取引先もアカウントを作る必要がありますか?

クラウドサインでは、通常の送信なら受信者のアカウント登録は不要です。ただし高度な認証リクエスト機能を使う場合は、受信者の登録が必要です [1]。GMOサインでは、契約印タイプ(立会人型)なら相手方の加入は不要です。実印タイプ(当事者型)を相手に求める場合は、相手方もGMOサインの利用が必要です [2]。

Q. 相手の本人確認を強める追加費用はいくらですか?

GMOサインの例では、アクセスコードのSMS送信が初期費用無料、月額は税込16,500円です [6]。SMS送信機能は、初期費用が税込110,000円、月額が税込16,500円です [6]。ほかのサービスのオプション費用は、公式ページで確認してください。

Q. ISMAPの表示は何を意味しますか?

デジタル庁のページは、政府機関等での安全なSaaSの利用拡大のため、ISMAP-LIU登録促進の特別措置を設けたと説明しています [7]。クラウドサインとGMOサインの公式ページには、ISMAPの表示があります [1][2]。登録の範囲や条件は、公式のポータルとサービス側の案内で確認してください。